イケウチな人たち。

by IKEUCHI ORGANIC

好きな人たちと考える、これからの豊かさ

イケウチな人たち。について

夫婦で好きを探求して見つけた 心地いいモノ の共通点

- 森田利浩・森田直美 -

「イケウチのタオルは、『オーガニック』である前に『ものすごい技術力』があるんです」「イケウチのファンになってから、家の中の会話の8割がイケウチにまつわることになりました」

このように熱量高く、IKEUCHI ORGANICを語ってくれたのは、京都在住の森田さんご夫婦。

今回『イケウチな人たち。』編集部は、IKEUCHI ORGANICのコアユーザーの声を拾うべく、森田利浩(夫)さんと森田直美(妻)さんのおふたりにお話を伺いました。

京都在住の森田さんご夫婦が、IKEUCHI ORGANICの直販店である、京都ストアに通うようになったのは4年前。偶然、直美さんが、友人の出産祝いを探しにきたことがきっかけでした。

最初はごくありふれた経緯での来店でしたが、なんと現在は、週に1回は京都ストアに来店されるほど、生活の中にイケウチが溶け込んでいます。

そんなおふたりとイケウチとの関わり方は、ただタオルを購入するだけではありません。

森田さんご夫婦――特に利浩さんは、タオルを買う目的だけでなく、店長の益田晴子さんと立ち話をしたり、京都ストアが開催するトークイベントやワークショップなどの相談を受けたりと、日頃からとても近しい距離感でイケウチと関わられています。

去年と今年は、京都ストアが毎年出店している祇園祭にも、ボランティアスタッフとして参加してくれました。

祇園祭:京都市東山区の八坂神社の祭礼。日本三大祭りのひとつである祇園祭は、千百年の伝統を有する。開催期間は毎年7月1日から7月31日まで。

祇園祭限定のハンカチタオル(写真:益田提供)

祇園祭での出店の様子。写真左端が森田利浩さん(写真:益田提供)

そんな森田さんご夫婦には、「ふたりで好きになったモノを突き詰めて調べ、家の中で報告会をしあう」暮らしの楽しみがあります。

イケウチだけでなく、たとえば、岐阜県にあるコーヒーの味がスペシャルな珈琲店や、スーツの話を店員が2時間も話してくれるスーツ店なども、ふたりの日々の探求テーマなのだとか。

ふたりがハマったモノは、家の中のふたりの会話となり、モノに触れられる場所やモノを売る人がいる場所は、ふたりが足を運ぶ場所となっていきます。

IKEUCHI ORGANICが年に一度本社を大公開する「今治オープンハウス」にも参加するおふたり。「日本全国から来場するイケウチファンと交流できるのが楽しみ」と語る直美さん

単純な心地よさに惹かれて

――おふたりが京都ストアに通われるようになった経緯から、伺いたいです。

直美:最初にイケウチのファンになったのは、私の方なんです。

きっかけは、京都ストアができてから1年後くらいの頃、友だちの出産祝いを探していたんです。もともと友だちと京都ストアの雰囲気を外から見て「いいよね、行ってみようよ」と話していたこともあって、出産祝いを買いにきてみたのがいちばん最初。

「タオルってギフトとして贈りやすいし」くらいに考えて来たけれど、実際に触ってみたら、すごく心地よかった。また誰かにあげたいし、自分用にも買いたい、またお店に来たい……そんなふうに思いました。

利浩:最初は妻の方が熱量が高くて。僕は正直、何度か一緒に来ていたりもしていたけど、あまり良さをわかってはいなかったんです。

いつも隅でケータイをいじっているふうな客でした(笑)。

けれど何回か足を運んだタイミングで、店長の晴子さんから「トークイベントに来ませんか?」と声をかけていただいたのが、僕がイケウチのファンになった大きなきっかけです。

直美:それが3年前だよね。

利浩:そのときの登壇者は、池内代表の他に、IKEUCHI ORGANICと近しい価値観を大切にされている企業の代表の方がいらしたんですけど。

驚いたのは、イベントに来ている人たちの、いわばイケウチを下支えしている人たちの、感度の高さでした。

彼らが非常に感度高く、熱量を持ってイベントに参加しているのを見て、自分もこういうコミュニティに入って中の周りの人と関わっていきたい、という気持ちになったんです。

利浩:そこからはもう、頻繁に京都ストアに通うようになって。

タオルを買う目的がない日もお店に来て、益田さんやスタッフさんと立ち話したりするようになりました。

京都ストアはよくイベントを企画しているんですけど、「こういうのやったらどうですか?」なんて提案したり、「どういうイベントにしたらいいと思う?」とご相談を受けたりもします。

タオルを買うだけじゃない関係性

――祇園祭のボランティアスタッフも、京都ストアに足を運ぶ中で決まったお話でしょうか?

利浩:はい、祇園祭でイケウチオーガニックの出店を手伝うのは去年と今年、2回連続でやっています。

直美:去年、益田さんから「よかったら手伝ってもらえへん?」とお声がけいただいたのが最初で。

利浩:今年は、僕が旗振り役になって一緒に手伝ってくれるスタッフさんを、イケウチファンの方々から募りました。

池内代表のトークイベントでお声がけして、そのあとにFacebookでグループをつくってスケジュール調整をして、という流れで。

――イベントのご相談に乗ったり、祇園の出店を手伝ったりという熱量はどこからやってくるのでしょうか?

利浩:熱量というか、ただこの数年間で、「いいよ」と言える自分になっただけだと思うんです。

お願い事をされたり、困っている話を聞いたときに「いいよ」と請け負える自分になったことで、イケウチとの関わり方にも幅ができたんじゃないかなと。

昔は、誰かに力を貸すことを、どこかもったいぶっていたんです。だけど、手伝ったりした方が自分の力を発揮する機会があって得するし、何より楽しい、ということに気づきました。

利浩さんは、自身が編集長を務められる京都のフリーマガジン『リトルノ』でも、池内代表に取材されたり、イケウチを含めた「これからの1000年を紡ぐ企業認定」を受けた企業とワークショップを実施したりもしている

夫婦で「好き」を掘り下げる楽しみ方

直美:私も主人も、イケウチのファンになっていちばん変わったのは、家の中の会話の8割がイケウチにまつわる内容になったこと。

「トランプ大統領が来日しているんだって」なんて話をしていても、最後は結局イケウチの話になっていたり(笑)。

池内代表の話から、自分たちが今なにを考えているかまで落とし込んだり……なんてことをよくふたりでしています。

もともと主人も私も、興味を持ったことをとことん調べたい性格なので、イケウチを知る前から家での会話の8割は、そのときそのときの関心ごとだったんです。

利浩:僕たちはよく、何かお互いのアンテナにひっかかるお店とかモノとか知ったときに、「見つけてしまったね」と言うんです。

直美
:そうそう。その小さな「なんかいい」を頼りに、お店に足を運んだりして調べていく中で、いろんな背景やストーリーを知っていく。

そして知ったことや感じたことなどを、報告会を開いてふたりで話していくうちに、大ファンになっているんです。

利浩:たとえば、僕たちはコーヒーも好きなんですけど。

コーヒー好きになったのは、イケウチと出会ったのとおなじ頃、岐阜県にある珈琲店を知ったのがきっかけでした。

そこのお店は、店の雰囲気もレイアウトも、とくべつ心に響くものはなかったんだけど、コーヒーの味は抜群な美味しさで。

「もうこの味はきっと日本中どこにもない」、お互いにそう思って岐阜県まで通うようになり、今ではそのお店の大ファン。コーヒーも大好きになっちゃって。

とっかかりはとても単純で、「美味しい」それだけだったんですけどね。

直美:こういうふうに何かを好きになっていく過程を、全て夫婦で共有しています(笑)。

利浩:スタッフの方との出会いも、足を運ぶきっかけになっていたりします。

今だったら、僕が京都・四条通りにあるスーツ店にはまっていて。

直美:主人は服が好きなんです。

利浩:うん、そこの店員さんも「僕もスーツが大好きなんです」と。

それでその人が来ていたスーツが、全然今のトレンドじゃないんですよ。1930年代~40年代を基調にしたアメリカ映画に出てくるようなスーツを着ていて。自社のスーツを思いっきり自分流にお直ししてるんですよ。

でもそのスーツが好きで着ていて。

僕はただジャケットを買いに来ただけなのに、その人は自分が好きなスーツの話を2時間ひたすら喋りまくるっていう。

――ものすごいスーツ愛ですね・・・!

利浩:結局、そういう人のアドバイスが信頼できるんですよ。

自社の商品を売るだけじゃなくて、本当に熱量高くモノそのものを語ってくれる人の方が、サイジングとかも任せようと思える。

お話を聞いていて、テンションが上がるし、何より長い付き合いになる気がします。

イケウチの京都ストアも、益田さんだけじゃなくて一人ひとりが、熱量高くタオルのことを語ってくれるんです。

洗濯の仕方とか使い方とか、僕らに提案してくれる。そういう熱量の高いスタッフさんに会いたくて、店舗に足を運んじゃうんですよね。

五感で感じる心地よさは、あらゆることの「違和感のなさ」から生まれる

――イケウチ以外にもたくさん「好き」を共有してきたおふたりの、いいモノの基準はなんでしょう?

直美:私たちが「いいな」と感じるモノには共通して、自分たちが主観的に感じられる「心地よさ」があります。

じつはIKEUCHI ORGANICが、環境負荷の小さい取り組みをやっているとか、安全性を重視してオーガニック素材を徹底しているとか……知ったのは全部、イケウチのタオルに惹かれて調べていった先にあったことなんです。

――ストーリーを知った上でイケウチに惹かれた、というわけではなかったと。

利浩:それももちろん、好きが高まっていく理由にはなっているのですけど。

結果的に、惹かれたモノの背景に「オーガニック」や「環境に配慮した生産過程」があったというだけでなんですよね。

池内代表の話で今でも印象的だったのが、「オーガニックってじつは扱うのが難しいんだ」という言葉。

それがこんなに気持ちのいいタオルに仕上がっている。ということは、「オーガニック」である前に、「ものすごい技術力」があるということなんです。

利浩:すごい技術力があること。それが結果的に、僕らが手にするときの「違和感のなさ」になっているんだと思持っています。

いくら理念が素晴らしくても、技術の面でなんかおかしいところがあったらやっぱり手にしたときに、「なんかおかしい」と感じてしまうと思います。

直美:その「技術力がある」というのも、いつも調べていってわかることなんですけどね。

美味しいとか、気持ちいいとかを起点に調べていくと、なぜか「技術力がある」「社会や環境にとって良い影響があることをやっている」ケースが多いんです。

利浩:そうそう。技術力があって、フィロソフィーや生産過程も一本筋が通っていて、というところが結局、クオリティの高いモノに落とし込まれている。

モノに紐づくあらゆる要素に違和感がないことが、結果的に手にしたときの違和感のなさになっているのだと思います。

僕たちは家がおしゃれなわけでもないし、タオルの洗濯だって結構乱暴なんです。けれど、違和感のないモノを使うことは大事にしているし、これからもそうありたいですね。

執筆:小山内 彩希/撮影:木村 雄司/編集:藤村 能光

WRITER

1995年秋田県能代市生まれ。編集者・ライター。大学3年次から株式会社Waseiにインターンとして所属し、大学卒業とともに入社。「灯台もと暮らし編集部」。あたらしい形の創作チーム「創作メルティングポッド」や女子にとって野球をもっとおもしろくする「NFB(日本女子野球機構)」を運営。

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